算命術は
生年月日から
・命式図
・宿命図
・運勢
を出します。
このページでは
命式図と宿命図
の出し方を説明します。
命式図
【命式図】
現実に現われる現象を見ます。
生まれた年
生まれた月
生まれた日から
3種類の「干支」を出します。
干は
甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸
の10種類あります。
支は
子・丑・寅・卯・辰・巳・午・巳・申・酉・戌・亥
の12種類あります。
この「干」と「支」を組み合わせると
「干支」
ができます。
干と支の組合せで成立した60組を
六十花甲子
といいます。
では、仮にDさんの生年月日から命式図を作ってみましょう。
例題Dさん(女性)

となります。
呼び方はそれぞれ下記です。

例題Dさんの場合
日干は 癸
日支は 巳
月干は 丁
月支は 亥
年干は 庚
年支は 辰
となります。
更に「蔵干」も付け足しますと

となります。
呼び方はそれぞれ下記です。

例題Dさんの場合
日支の蔵干は 戊・庚・丙
月支の蔵干は 甲・壬
日支の蔵干は 乙・癸・戊
となります。
蔵干は1つ~3つあります。
これで命式図は完成です!
宿命図
【宿命図】
自分では気づかない自分の心(本質)を見ます。
生年月日から
・10種類の十大主星のうち5つ
・12種類の十二大従星のうち3つ
・10種類の日干星のうち1つ
を出して9つの星を宿命図に当てはめます。
10種類の主星は
貫索星
石門星
鳳閣星
調舒星
禄存星
司禄星
車騎星
牽牛星
龍高星
玉堂星
12種類の従星は
天貴星
天恍星
天南星
天禄星
天将星
天堂星
天胡星
天極星
天庫星
天馳星
天報星
天印星
10種類の日干星は
先ほどの命式図で出した
日干
に当たります。
十大主星
十大主星は以下の位置に配置されます。

配置された場所は方角を表します。

また人間の身体も表します。

十大主星を当てはめますと

となります。
十二従星
十二従星は以下の位置に配置されます。

配置された場所はその人の一生を3分割してそれぞれ
初年(誕生から20歳くらいまで)
中年(20歳から60歳くらいまで)
晩年(60歳くらい)
を表します。

この位置にどの星が入るかで判断します。
十二従星を当てはめますと

となります。
日干星
日干星は下記の位置になります。

日干は
甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸
の10種類ありました。
日干星は
個性をわかりやすく把握するために自然界に置き換えます。
甲=大樹
乙=草花
丙=太陽
丁=灯火
戊=山岳
己=大地
庚=鋼鉄
辛=宝石
壬=大海
癸=雨露
例題Dさんの日干星は癸でした。
癸=雨露
ですから

となります。
以上の
・十大主星5ケ
・十二従星3ケ
・日干星1ケ
を合わせると

となります。
これで宿命図が完成しました!
